【持木彩伽のTINT VOICE】
第二十一話:気づき 生徒さんからのメール
【 知って得する声コラム 】
総レッスン数35000時間超えのボイストレーナーが声のお役立ち情報をお送りします!

第21話:気づき 生徒さんからのメール
いつもコラムをご覧くださりありがとうございます!
今日は私のレッスンに通ってくださっている方から嬉しいメールを頂いたのでご紹介させていただきます。
題して【気づき】
50代男性のTさん。 20年以上 バンドでベースを担当し、
ここ1~2年でボーカルも担当するようになったとのこと。
歌っているときには気付かなかったけど、あとから映像をみると自身の歌声にショックを受けたことがきっかけでレッスンへお越しになりました。
下記がライブを終えてのメールです。
はじめはボイトレに通う事でそんなに歌が変わる事はないだろうと思っていました。
もう一つ言えば、自分はそんなに歌が下手だという事に気付いていなかったこともありライブに向けて「一つの儀式」くらいに思っていました。
しかし2~3回通った頃から、これは大変な事だぞと思うようになったのを覚えています。
腹式呼吸だけに意識を向けただけで、声を出す事が気持ち良くなったんです。大声で騒いで楽しかった、というのとはまるで違う快感でした。
そうして、変われるんだ!もっとやらなくちゃいけない事が沢山あるんだ、と気付くわけです。
以前スキーを習っていた頃と違ったのは、習うだけじゃなくて、自分でも努力しなくちゃいけないんだ、という事に気付いた事だと思います。
うまくできない時、人生で初めて『出来ません!』という事ができました。そうすると先生はすぐに対策を考えてくださいました。その引き出しの広さにはおどろきました。
そして、スキースクールでの自分に足りなかったのは、ここができないんだから、そこを教えて!という姿勢が無かった、という事だったのです。
本番で何とか合格点になれたのは、先生のお陰です。本当にありがとうございました。
二人三脚を心がけている私として本当に嬉しいお言葉です。
一方通行なレッスンではなく、しっかり意見を交換すること。
「私はこうしたい・こう思う」 「これはわからない・これはわかった!」 どんな小さなことでも伝え合う。
そして気づきを与え合える環境の素晴らしさに私自身、感謝しています。
トレーニングに関係ないと思われている小さなことでも新たな発見に繋がったりトレーニングプランのご提供に繋がることもあります。
これからも私は “会話” を大切にしたレッスンを心がけていきます。
コラムでもこんなこと知りたい!などありましたら、いつか意見交換のできる場を設けられたら嬉しいなと思っています♪
その時までに質問を考えておいてくださいねっ!!

持木彩伽 Tint Room


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