【持木彩伽のTINT VOICE】
第十二話:声帯炎について
【 知って得する声コラム 】
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第12話:声帯炎について
さて今回は【声帯炎】についてお話ししたいと思います。
声帯炎は喉を酷使する人になりやすい声帯の炎症です。
アナウンサーや歌手・役者さんで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
声帯炎には下記の3つがありそれぞれ症状が異なります。
- ◆声帯炎
- ◆急性声帯炎
- ◆慢性声帯炎
- ①声帯炎とは
- 声帯の炎症で声が出なくなる症状を声帯炎と言います。
- ②急性声帯炎とは
- 急性声帯炎は風邪を引いたときや、咽に負担を与える声の使い方をした後に起こる声枯れや痛みです。
急性と慢性がありますが、急性声帯炎は風邪やお酒の飲み過ぎ、たばこの吸い過ぎや喉の酷使などで声がかすれたりする一過性のものです。
- ③慢性声帯炎とは
- 慢性声帯炎は風邪の完治前に喉を使いすぎたり、日常的に喫煙する人や歌手がかかりやすいと言われています。
症状としては声帯が硬くなり、喉にポリープが出来ます。
声帯炎の原因について 声帯炎、急性声帯炎、慢性声帯炎の大きな原因のひとつとしてタバコがあります。
タバコは依存性や強い中毒性があり、なかなかやめられないひとが多いです。
自分でも気づかないうちに喉や気管を傷つけてしまい声帯炎を引き起こします。
その他にもストレスなどがあります。
実を言うと・・・ 私も数年前に重度の声帯炎になったことがあります。
原因は、胃酸の逆流!!
声帯周辺が弱っているところにアレルギーが過剰反応したこと。
その時1ヶ月は沈黙療法で歌声だけではなく日常会話もセーブしなければならない状態でした。
皆さんも何がきっかけで体調を崩すかわかりませんので、身体を第一に考えてくださいね(*^▽^*)
持木彩伽 Tint Room
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