【持木彩伽のTint Voice】第十七話：よくある質問：ボイトレを受ければ～

【持木彩伽のTINT VOICE】

第十七話：よくある質問：ボイトレを受ければ～

【 知って得する声コラム 】

総レッスン数35000時間超えのボイストレーナーが声のお役立ち情報をお送りします！

第16話：よくある質問：ボイトレを受ければ～

今回はよくある質問についてお話ししようと思います。
その質問とは・・・

Q,ボイストレーニングスクールに通えば必ず良い声が出るのでしょうか？

私はこのよう質問を受けた時によくお伝えすることがあります。

それは・・・声を出すこと、歌うことは運動神経と一緒ということです。

初めから得意な人もいれば苦手な人もいます。
得意な人はさらに磨きをかけるためや声を維持するために
苦手な方は足りない部分を補うためや伸びしろを発揮するためにトレーニングしましょう。
継続は力なり！というようにボイストレーニングを 「している方」 と 「していない方」 では声の出し方に差が出てきます。

ですが週に１回ボイストレーニングを受けたとしても上達が保障されるわけではありません。
それはなぜかというと、ボイストレーニングは毎日継続する事が大切だからです。
私は毎日30分、ボイストレーニングの時間を作ることをおススメしています。
忙しい方は10分でも良いのでボイストレーニングをする時間をぜひ作ってみてください。
（さらに忙しい方は『ながら練習法』を今後のコラムでご紹介しますのでお楽しみに☆彡）

なによりも継続する事が大切です。

【 歌うこと 】 や 【 話すこと 】 それはまず声の出し方を知り基本トレーニングをする事がなによりも大切です。

腹式呼吸

下準備として体作りをすることも大切になってきます。
基礎体力もそうですが、声を出すことに必要な筋力を鍛える必要もあります。
それは普段から自然で豊かな声が出せるようになる為の体、つまり腹式呼吸の出来る体です。
TintVoiceコラムで何度も出てくる腹式呼吸というワード。それほど重要となることなのです。

声を出す際の注意点

• 喉に負担がかかっていませんか？
• 顔や舌の筋肉が強張っていませんか？
• 体に余分な力が入っていませんか？

上記の３つが出来ていないと自然で豊かな声は出せません。
そうならないように体作りが基本中の基本となってきます。
このことから、どれだけ反復練習することが出来るかによって上達度が変わってきます！
ボイストレーニングスクールに通って安心せず、習ったことの復習や個人練習が基礎を積み上げ自信に満ちた声になれる方法の1つとなります。
継続は力なり！大切なのでもう一度お伝えしました！！

持木彩伽 Tint Room