【Three Primaries】Vol.1 神崎りのあ(コスプレイヤー)さん

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【THREE PRIMARIES】VOL.1 神崎りのあ(コスプレイヤー)さん

interview16 「Tint」とは「淡く染める」こと。でもそれは、パフォーマー自身が持つ色彩に重ねてこそのものです。 【Three Primaries】は、TintRoomのパフォーマー自身が持つ三原色=「心(Mind)・技(Skill)・体(Competency)」に迫る、Tintインタビューの新シリーズ。初回はコスプレイヤー・モデル・声優など多彩に活躍中の神崎りのあさんです。

神崎りのあの「心」:

真似が大好き!好きな人になりきることで広がるコミュニケーションを楽しむ



学生時代はギャルっぽいことが好きで、ピカチュウやキティちゃんの全身つなぎを着て、ヤマンバメイクをしているような子でした。当時ギャルだった益若つばささんに憧れて髪型やメイクを真似していたら、「益若つばさに認められた子ランキング」という企画で2位になったんです!しゃべり方やポーズ、笑い方の特徴などをかなり研究しましたね。その頃から「好きな人になりきって真似をする」ことが大好きでした。

はじめてのコスプレは『黒執事』のシエル。職場の先輩に誘われてコスプレイベントに行ったら、たくさんの女の子が「一緒に写真を撮ってください!」と声をかけてきてくれたんです。皆と友達になれそうな感じがとても楽しくて、すぐにコスプレにハマってしまいました。

実は、演じるキャラクターは人に勧められて決めることも多いんです。でも、やろうと決めて、なりきってみたり、作品を観たり、しゃべり方を研究していったりするうちに、どんどんそのキャラクターを好きになってしまう。気づけばフィギュアもたくさん集めています(笑)。

コスプレではパチンコホールへの来店のお仕事が多く、よく地方に行きます。地方のお客さんはとにかく優しい方が多い!近くでとれた野菜をくれたり、孫の写真を見せてくれたり、皆とても温かくて。普段は自分から声をかけることが苦手なタイプなんですが、来店のお仕事の時は自然と「しゃべろう!」という気持ちになるんです。「ここまで来てくれてありがとう」と言ってもらえるので、私も「とにかく楽しませなきゃ!」って。

そういう時は、コスプレをするとスイッチが入ります。ウィッグをつけて、自撮りをして、そのキャラクターのイメージを掴んでいくと、「よし、行こう!」という気持ちになりますね。コスプレはその瞬間も楽しいし、写真を見返すのも楽しい。しかも自分にとっても、相手にとっても楽しい。常に「楽しい」があってわくわくするから、すぐに行動できちゃうのかもしれません。

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神崎りのあの「技」:

自分でやってみたいことは何でも挑戦し、吸収する



2年ほど前から、チェキオフ会というイベントを自分で主催しています。以前即売会でメニューの一つとして作ったら好評で、その翌日には単体のイベント企画を作って、スペースを押さえ、告知をして…とすぐに実現させました。現在もほぼ全部自分でやっています

今勉強しているのはPhotoshop。この状況なので、自宅で撮っても作品にできるよう、合成の仕方を研究中です。以前からシミ消しなどは自分でやっていたんですが、海外のコスプレイヤーさんの作品作りの技術に憧れて、やり方を教わったり自分で調べたりしながら取り組んでいます。

最近は、動画の編集ソフトも勉強しはじめました!ずっとスマホのアプリで編集していたんですが、一度PCでやってみたらすごくかっこよく出来たので、やっぱりちゃんと編集出来るようになりたいなと。よく「誰かに頼めば?」と言われますが、「自分でやったらどうなるのか」に興味があるんです。人にやってもらったものだと違和感を感じてしまうこともあるし、単純にやっていて楽しいので、自分で出来るようになりたいんです。

ただ、動画をチェックする時は声を消して見ています。音を消して、映像だけ見る。自分の声を聞くのは恥ずかしいんです…「声が違う!こんな声が出てるの!?」って思ってしまって。「わぁ、なりきってるよこの子」みたいな、別の自分を見ているイメージですね。実際演じていても、例えば歌の時は、音楽が鳴って歌い出しまでの間に何かがふっと降りてくる感じ。コスプレの時も、ヘアメイクが完成して、ふっと「りのあになる」みたいな瞬間があるんです。普段の自分からすると、「なりきってる自分」は恥ずかしくて見れないのかもしれません(笑)。

神崎りのあの「体」:

口に出すこと、意見を伝えることでチャンスを掴む


interview15 以前働いていたLOFTでは、コスプレを始めたことを話したところ、コスプレ衣装エリアの担当を任されるようになったんです。コスプレして勤務していたこともあるし、メーカーの担当さんに見本をたくさんねだったこともあります(笑)。「これが売れると思う!」と意見を出したり、商品の発注もやったり、色々やらせてもらいました。

その後コスプレイヤーとして活動し始めた当初、実は来店のお仕事に対して偏見を持っていました。周りからどう思われるのか不安で、SNSに投稿するのも躊躇してしまったり…。でも、皆にサポートしてもらって一回チャレンジしたら、どんどん依頼が来るようになって。そこで「これはもう、ぶっとんでやっていこう!」と気持ちが変わりましたね。来店のことを毎日SNSで発信していた時期もあったくらいです(笑)。

でも、来店をはじめてから本当にお仕事の環境が変わりました。台の声をやらせてもらったり、声優としてのお仕事を頂いたり、色々な依頼を頂くようになりました。当時は同じことをやってる子があまりいなくて、「コスプレの来店と言えばりのあ」というイメージが出来たのが良かったのかもしれません。

他にも、「声優の仕事がしたい!」と言っていたら声をかけてもらったこともあり、やっぱり口に出すことはとても大切だと実感しています。また、SNSなどで言うだけでなく、企業さんとの打合せでも、自分から「これに興味あります!」「こういう人、他にいないと思うんです!」など色々提案しています。話して行く中で矛盾する部分があったら指摘することもありますし、結構意見を言いますね。でも、そこから「それいいね」と言ってもらって企画が広がることもある。口に出すこと、意見を伝えることは、これからも大切にしていきたいと思います。 interview13

インタビュアーコメント

なりきることを徹底的に楽しみ、そんな自分をどう届けるかまでを考え実践している神崎りのあさん。だからこそ、彼女の周りには素敵なコミュニケーションがたくさん生まれているのでしょう。ASMR配信など、TintRoomではじまった新たな挑戦にも是非注目してみてください!
(Interview&Text:Shiho Nagashima

神崎りのあ Tint Room

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